こんにちは、みの(@minorism3)です。

わたしは子宮頚管無力症という疾患のもと2度の出産を経験しました。

子宮頚管無力症とは

子宮頚管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)
妊娠中期・後期に自然に陣痛がきたわけでもないのに子宮口が開いてきてしまう疾患です。

あまり聞きなれない症状ではありますが、切迫早産・流産の原因として多く挙げられる症状なのだそうです。
今回わたしが子宮頚管無力症で行った対策・予防手術や術後の生活から出産までについて体験したことをレポートします。

みのる
今回はわたし自身に起きた経過なのでわたしと同じような過ごし方をしても全員が大丈夫という保証はありません。あくまで『みのるの体験談』として参考程度にお読みください。

 

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子宮頚管無力症と診断された時期

わたしが子宮頚管無力症と診断されたのは1度目の妊娠時8ヶ月の頃でした。

定期健診を受けに行きいつも通り診察してもらうと、もうすでに子宮口が2cm近くも開きだしており『子宮頚管無力症』と診断されたのです。

また予防手術についても検討されましたが、時期も時期なので「絶対安静」で乗り越えましょうということでした。

みのる
わたし自身、自覚症状もなければ痛くも痒くもないのに『危険です』と言われてもイマイチ危機を感じられませんでした。

しかし私に宿った大切な命、無事に産まれてきてもらうためできるだけ横になる日々を過ごしました。

1人目の出産はギリギリ正期産に

先生のいいつけ通り絶対安静で過ごし、正期産を目前にした36週6日(早産期最後)の夜のこと。

チクチクした痛みが10分間隔でくるようになり、病院へ連絡したところ「今すぐくるように」との指示で病院へ向かいます。

来院して分娩待機室へ案内されるも本陣痛が本格的に始まらないまま半日が過ぎ・・・。
37週0日のお昼に促進剤を打ったころから本格的な陣痛になり、あまりの痛さに泣き叫びながら出産。

みのる
早産期に陣痛がきましたが、日にちを超えて正期産での出産となり赤ちゃんの健康状態も良好でNICUにはいることはありませんでした。

わたし自身の産後の経過も異常はなく、子宮の状態も通常と変わりない戻りだったそうです。

 

今回は初産なので子宮頚管がまだ固く出産まで持ちこたえたけれど2人目からは対策をしないと厳しそう、という先生からのお話しがありました。

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2人目の妊娠時

前回での出産(1人目)での経験から今回は計画的に子宮頚管無力症への対策を立てました。

今回は安定期の16週頃にシロッカー式子宮頸管縫縮術(ほうしゅくじゅつ)を施し子宮口を固く縛ることにしたのです。
(※本当に物理的に糸で子宮口をギュッと縛るんだそう)

縫縮手術から出産までのスケジュール

  1. 安定期の16週頃に縫縮術を施術
  2. 1週間ほど経過観察入院
  3. 退院後2週間に1度の検診
  4. 36週頃、抜糸

妊娠中期の月1に定期検診が念のため、ということで2週間に1度の検診になっています。

シロッカー式子宮頚管縫縮手術の当日

手術は14時からの予定で朝食昼食ともに断食。
手術前に診察をし子宮の状態や赤ちゃんの心音などの健康状態が良好と判断され、手術に向けて準備します。

病院から支給されたうっすいペラペラの手術着に着替えてベッドに待機。
人生はじめての手術でしたので、緊張が抑えられませんでした。

そしていざ時間になり、手術室へ。

下半身麻酔をするので横向けに寝転がり体をできるだけ丸めるよう指示されるのですが思った以上に丸められます。
看護師に抑え込まれたまま腰辺りに麻酔を打たれるのですが・・・

みのる
これが想像以上に痛くて、ぶわぁ・じゅわ~と麻酔が入っている感覚がありました。
当時22歳にして少しの涙を流してしまうほどの衝撃でしたね。

 

その後、特殊な器具に足とモモを固定され腰部分にカーテン?パーテーションが掛けられます。
先生の準備が整った頃に足を固定された器具が動き内診のときのように足をパカーっと開かれるのと同時に緊張のあまり号泣。

先生は涼しい顔でサクサクと手術をすすめていきます。

みのる
いくら麻酔が効いていてもひっぱられる感覚やいじられる違和感があるので気持ち悪かったです。

 

手術自体は滞りなくすすめられ30分もかからず終了。

しばらくトイレにもいけない寝たきり入院生活なので、カテーテルも入れられており物凄い違和感。
病室に戻ってきたときは麻酔も効いていて痛みもなく手術の恐怖が去ったころは気持ち元気でしたが、ここからが修羅場でした。

 

術後の入院生活は想像を絶するものでした

術後数時間すぎた麻酔の切れた頃にキました、麻酔の副作用。

強烈な頭痛・吐き気・嘔吐だけでもツラいのですが手術した患部もジクジクとした鈍い痛みがあり意識が3日ほど朦朧としていました。
出されるご飯も食べられず、食べても嘔吐癖がついてしまっていて入院中に7kgも痩せてしまった程です。

みのる

急激に痩せてしまってもお腹の赤ちゃんに異常はなく元気でいてくれたのは幸いです。

 

患部からの出血があるので、カテーテルがとれるまで看護師さんがおしめ交換のようにシートをかえてくれます。

 

また常に刺された点滴部分に痛みが出てくるので定期的な差し替え、
張り止めにウテメリンの副作用も動悸が激しくなる、となかなかにキツいです。

ようやく落ち着いたのは術後5日目ごろから。
わたしの食欲・体力が徐々に回復に向かい、張りもなく赤ちゃんの安定確認できたので入院してから10日後に退院。

みのる
この手術・入院中のできごとは2度経験できないと本気でも思ったほどにわたしはツラかったです。

 

抜糸までの妊婦生活

退院後は体力低下もあってしばらく寝たきり生活を送りお腹の張り具合をみながら少しずつ通常生活に戻していきます。

やはり子宮口を括るとつっぱった感覚があり不思議な感じ。
退院後1ヶ月もすぎたころには子宮口の具合・赤ちゃんの経過もよく、張りがなければ多少の活動のOKが先生からもらえました。

みのる
バリバリ動けるわけではないので少しの散歩や気分転換の短時間の外出程度ですが、完全な引きこもりを覚悟してただけに気持ちは楽でした。

 

家事も休みつつこなし、たまに旦那の釣りについていく、公園で上の子を遊ばせるなど元気に過ごせたように思います。

36週の抜糸

子宮頚管縫縮術から36週まで異常もなく割と元気に過ごしてきた妊婦生活。

いよいよ出産に向けてくくった糸を抜くときがきました。

事前に抜糸について調べていると麻酔なしでの抜糸が通常との情報を聞いていただけにビクビク。

みのる
先生にも麻酔は無理ですか?と聞いたのですが、笑顔で「抜糸頑張ろうね!」と断られてしまいました(笑)

ここまで来たら、と腹をくくって抜糸に挑むも思ったよりあっさり終わりましたがやはり痛かったです。

その前に糸を切る『バチンッ』という音にも衝撃を受けましたね。
そんな物理的な音が聞こえるとは思いもしませんでした!

抜糸後は1時間ほど張りの様子をみて帰宅。

いよいよ出産です

抜糸の際に刺激を受けて割と早く出産される方も多数いらっしゃると聞いていました。
しかしわが第2子は36週の抜糸から39週まで保ってくれたのです。

そして予定日の前日、早朝5時ごろに陣痛がおき物凄いスピードで間隔が縮まり、3時間半後にスポンッと産まれてくれました。

しっかりお腹の中で育ってくれたおかげで3530gという健康体での誕生です。

みのる
1人目では2820gと小柄に産まれたので大きさの違いに驚きです(笑)

無事に妊娠・出産できたことに感謝

子宮頚管無力症という自覚症状のない疾患とはいえ赤ちゃんの命に関わり、無事に妊娠・出産する事はとても大変だという経験をしました。

1人目2人目も絶対安静や手術を経たとはいえ、健康無事に産まれてきてくれたことに感謝でいっぱいです。
2人目妊娠時の手術後の壮絶な体験は、無事に産まれてきてくれたからこそ今ではいい思い出です。

みのる
できればもう経験したくはないのですが・・・(笑)

子宮頚管無力症は全体の1%ほどと珍しい疾患のようですが、ネットで調べてみると以外にも多数の方が情報をネット上に公開されているのを見かけました。
やはりどの人も大変な思い・経験をされているようです。

術後はわりと元気に過ごしたわたしですが、同じようにアクティブに過ごすことはおススメしません
当記事はわたしの経験談としてこんな風に過ごした人がいるんだな、程度でご理解ください。

 

長い記事をお読みいただきありがとうございました!

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